10年も付き合って分かった様々な税理士の先生

前のページへ戻る

税務の専門家の仕事

税理士との出会い

私は税理士事務所向けの会計システムを販売する会社で長年仕事をしてきました。企画から営業まで幅広く経験するとともに、多くの税理士事務所に出入りすることで、たくさんの先生にお会いし、様々な勉強をさせてもらいました。

東京に限った話ですが、担当する地区によって先生のタイプが違います。東京で華のある場所は、千代田区や中央区、港区、新宿区、渋谷区などでしょうか。このエリアに事務所を構えている先生は、大きな顧問先を抱えて大成功している人も少なくありません。

一方で、墨田区や足立区、江東区、多摩地区に目をうつすと、アットホームな事務所を構え、地域密着で長く事務所を経営しているところが少なくありません。

税理士事務所の先生は、高齢化が進み、年配の活躍している先生が多いのも特徴です。戦後の経済成長を支えた中小企業を税務面から支えたのが税理士の先生です。

税理士の市場背景

日本の経済が安定期に入ったころから、中小企業の数が増えなくなりました。企業の数が増えないということは、税理士マーケットが大きくならない。つまり、顧問先の奪い合いが始まります。

若い先生は、なかなか新しい顧問先が見つからずに苦労しているという話をよく聞きます。一方で、親が税理士である2代目の税理士は、親から顧問先を引き継ぐことができるので、何もないところから始める税理士よりも有利です。

税理士の出自もいろいろあります。大きくは2つ。難関の税理士試験をクリアして税理士になった人と、税務署のOBで税理士になった人です。税務署をある程度勤め上げると税理士資格を手に入れられるのです。

税理士試験をクリアした人の中にも、大学院に行ったことで、受験科目をいくつか免除された人もいます。税理士試験の科目免除を目的に大学院へ行く人もいます。

女性に向いている税理士の仕事

税理士の先生は、女性におすすめの職業でもあります。男性の税理士が多いのですが、女性の税理士で活躍している人にもたくさんお会いしました。昨今、女性の経営者も増えていますし、何よりも頭脳で勝負できるところに、男女平等に仕事できる環境があるのだと思います。

税理士の先生も、仕事が終わればただの人です。週末の草野球やテニスなど、税理士の集まる会がいくつもあり、様々な活動が行われています。

税理士の仕事を見ていて、自分も税理士になりたいと志を高くして、会計システムの会社を辞めて税理士を目指した社員もいました。今頃、どこかで活躍しているかもしれません。

編集部 担当デスク A