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ある税理士が0から税理士事務所を成長させた話 第1部

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税理士になるまでの生い立ち

戦前からある税理士制度は、その後改正を重ね現在の税理士制度に落ち着きました。税理士制度の特徴を説明すると、税理士の資格を有している者が独占して税務業務にあたることができると言う事です。

税理士になるには、いくつかの方法があります。一般的な方法は1年に1回行われる税理士試験に合格することです。厳密に言うと、5科目の試験に合格する必要があります。この5科目は1年で1度に合格する必要はなく、1年に1科目ずつ合格し、5年で5科目の合格を勝ち取る方法も許されています。

難関の税理士試験を免除される制度もあります。大学院で特定の勉強をした者に受験科目の2つが免除される場合があります。

国税庁や税務署で仕事すると、一定の年数を勤め上げることで試験科目の一部を免除してもらえます。23年以上も勤めると、全科目の試験が免除されます。

この様に、様々なルートで税理士になることができる中、杉並区に事務所を構える山田先生(仮名)は、税理士試験5科目に合格した受験組です。

大学を卒業してから税理士事務所で社会人人生をスタートさせました。目標は税理士試験に合格して税理士になることです。すこしでも税務の勉強をしたいと税理士事務所の門を叩いたのです。

税理士事務所の仕事をスタートしてみたものの、夜遅くまで残業が続く毎日。先輩社員たちも遅くまで仕事をしているので、家に帰って勉強する時間が作れません。それでも土日の時間を使い勉強したことで、1年目は2科目に合格しました。

しかし、2年目から合格は遠のき、8年経っても2科目しか合格していませんでした。このまま税理士にならずに税理士事務所の職員として働き続ける人生も考えられました。でも、給料は税理士になって事務所を構えた方が多くを望めます。30歳を境に、それまで働いていた事務所を辞めて、勉強に専念することにしました。そしてようやく5科目に合格したのです。

税理士としてキャリアをスタートさせました。まず考えたことは、会計システムを導入しなければいけない、という事でした。会計システムは税理士として仕事をする上で必須のツールです。

以前に働いていた税理士事務所が導入していた会計ソフトはとても使いやすかったので、同じ会計ソフトを導入したいと考えました。

会計ソフトの開発会社の営業を呼んで話を聞くことにしました。会計ソフトの使い方などは知っていいますが、いくらくらいするのか知りません。以前は職員だったので、会計ソフトがいくらするのかなど、まったく興味がなかったのです。