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所得税と控除

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◼所得税とは

所得税は、個人の所得に対して課される税金です。

収入から経費を差し引いた利益に対し、所得税5%~45に加え住民税10が課税されます。

住民税は固定で10、所得税は所得が高くなるほど税率が高くなり、住民税を合わせると最大で55程の税金が課されます。

 

◼所得の区分

所得の区分は10種類あります。

ここではその中でも重要な4種類の所得をご説明します。

給与所得 :給与支給額から給与所得控除額を引き、損益通算した金額

事業所得 :総収入金額から必要経費を引き、損益通算した金額

不動産所得:家賃収入金額から必要経費を引き、損益通算した金額

譲渡所得 :総収入金額から取得費と譲渡費用を引いた金額

必要経費については、事業に必要な経費であるか、金額が確定しているか、支払義務が確定しているかという要件があります。

事業に必要な経費とは、収入を得るために必要な経費なのかという要件で、税務調査時には本人の説明が必要になり交際費などがポイントとなります。

 

◼所得控除

所得控除は14種類あり、ここでは9種類をご説明します。

基礎控除 :確定申告をする人は誰でも38万円控除

配偶者控除:年間収入が103万円以下の配偶者を養っている人は38万円控除

扶養控除 :扶養している家族がいる場合、人数分控除

寄付金控除:寄付をした場合に寄付金額−2,000円を控除

医療費控除1年間の医療費が10万円以上か所得の5%以上の場合控除 自身での確定申告が必要

社会保険料控除1年間に支払った社会保険料を全額控除

生命保険料控除:生命・介護医療・個人年金保険料で支払った一定額が控除

地震保険料控除:地震・噴火・津波などの保険に加入している場合に上限5万円控除

小規模企業共済:小規模企業共済・個人確定拠出年金・心身障害者扶養共済に加入している場合に全額を控除

 

◼所得税額の計算

所得税額は、以下の計算式によって求められます。

所得税額 = ( 所得金額所得控除額 ) × 税率税額控除額

税率と税額控除額は、課税所得金額 ( 所得金額所得控除額 ) によって変わります。

平成27年以降の所得税率

国税庁のホームページから引用

 

例として課税所得金額 ( 所得金額所得控除額 ) 800万円の場合の所得税額は、

8,000,000 × 33.483 − 649,356 = 2,029,284

となります。

 

このように、課税所得金額が高ければ高いほど税率が上がり、比例して所得税額も上がってしまいます。

所得税の控除項目や節税方法などをよく理解し正しく申請をすれば、払う必要のない税金を払っていることに気が付いたり、所得税額を抑えたりすることができます。